エロゲ規制問題の「表現の自由」を巡って
はてなブックマーク - 「表現の自由」は誰から与えられた権利ですか? - わたしはパパの嫁になりたい。
結局 右翼vs左翼の問題だったんだなあと。
今回の騒動で
私の認識が足りなかったのは
エロゲ規制反対派の人達の中に(も)
右派系の保守主義の人が多いって事を
軽く見ていたことでした。
だから自民党の規制案では
実質ガン無視されてる
(自民党は最初から児ポ法改正路線だから)
Equally Nowの女性差別問題(反論済み)に
ついてばかり
噴き上がってたんですね。
かんなぎ騒動と今回の規制問題との接続の仕方は本質をついている。「わかりにくい」点については、他のオタクの事情通が率先して今回との関連で採りあげてくればなんら問題とはならなかった点。
で指摘されて、
この"エロゲ"を巡る問題の根深さを
再認識しました。
表面的にはエロゲを巡っている事に
されているこの問題を
表現の自由で守ろうとするなら
やっぱり言論規制のレイヤーで
語られるべきなんだろうなと思いました。
で、たぶん私レベル程度の
何も分かってない状態の人
(&今回の件で規制派寄りの人)向けに
基礎の基礎、
言論の弾圧の歴史とか
表現の自由の本当の大切さとか
そういったアナウンスが
必要なんだろうなって思います。
(今更とか言うの禁止)
いやだって本当、正直怖かったですもん。
「表現の自由」が権力とかぶって
見えるんですよ。
表現の自由を認めたら
逆に言論統制されてしまうような
そんな違和感がずっとありました。
そりゃあ怖いよな。
自民党の保守主義(男尊女卑観)と
「名ばかりの表現の自由」が
同時に押し寄せて来てるんだから。
表現の自由を放棄した方が
楽そうに見えていたのも、
どっちにしろ
保守主義を無理矢理通されるのが
見えていたのが
原因だったんだろうな
と思います。
↑まで考えて
エロゲ規制から踏み込んでいったのなら
自民党は凄すぎるな。
でも本当に自分が
「エロゲ規制自体は望まない、
でも規制反対派には反抗したい
規制賛成派もなんかむかつく」
ってモヤモヤ思っていたことが
すっきりして良かったです。
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私自身はずっと表現の自由に
懐疑的だったんですが
この問題でずっと表現の自由を
主張されているNaokiTakahashiさんが
少なくとも俺は(表現に限らず)自由は「本当に」大事であって(だから今までエロゲと無関係なところでも適用してきた)、為にする議論とは思ってない
と仰ってるのは
本間に彼の本心だと思っています。
はてなブックマークで
痛いニュースで取り上げられるような
事件が話題になって、
被害者に対する二次攻撃の書き込みが
多い中でも
Takahashiさんがそうやって
弱い立場の人を貶めてるのを
見たことがないから。
(実際、私なんかの方がものすごく酷い)
思っているからこそ
ずっとTakahashiさんの主張を
受け入れるのが
自分の中で
エロゲ擁護論が
保守主義に重なってる分だけ
すごく怖かったんだろうなと
思いました。
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私の主張としては
日本に住む人間として
表現の自由を支持します
陵辱ゲームも受け入れます
政府による言論弾圧には
反対します
そして その上で、
保守主義価値観の押し付け
(これはウヨサヨ関係なく)にも
絶対に反対します
性教育も
ちゃんとした知識を
教える教育や
ネットやメールで相談できる
窓口も求めますし
法曹関係者による
犯罪被害者への
二次三次攻撃についても
制度の改善を求めることで
反対していきたいです
かなー…(少し自信ない
自分個人がこう思ったところで
しょうもないんでしょうけど
自分の立ち位置を
確認したかったので書いてみました。