女装レイヤーなんていらない

2008-08-07 - 飲めヨーグルトより


とりあえず女装レイヤー及び好きな人はブラウザバック!


ちょっと言い過ぎてしまったかもしれません。もちろん、女装レイヤーを心底必要としている人が、この社会にいないわけではないでしょう。それでも、女装レイヤーなんていらない。とりあえずこう言い切ってしまいたくなるほど、現代日本における女装レイヤーの供給は過剰なのです。どう考えても、これほど多くの人間が女装男子とやらないかという関係性を欲しているはずがないのです。だって、これ、かなり特殊な妄想ですよ。相手は男だよ。アッーだよ? そんでもって自分はイケメンだって。無理がありすぎる……。もちろん、僕だってブロガーの端くれです。想像力は常に現実を上回ると信じています。信じてはいますが……。私はどうしても、こう疑ってしまうのです。みんな、ほんとうにちゃんと女装子に対して想像力を働かせているのか? 流行っているから、何となく女装なんじゃないのか?

 こんなことを書くと、女装レイヤーを怒らせてしまうかもしれません。だがちょっと待ってほしい。僕だって、コスプレ有りのイベントを利用したことがないわけではないのです。ちゃんとコスプレ会場にいって、そのうえでこんな文章を書いているのです。僕は、地方都市の小汚い公共施設でつつましく開催しているようなコスプレイベントに、のこのこと出掛けてしまったことがあるんです!! 

 そこで、化粧の濃い女装子に「ごんにぢわ〜♥」と呼ばれたとき、僕の心にやってきたのは、限りなく悲しみに近い感情でした……。実際には男に過ぎない人間たちが、色んな意味でのゴスロリで女の子を装い、お人形ごっこに興じる……。これほどみじめな光景があるでしょうか? やりきれない思いから逃れるため、僕は同人誌を買い続けました。流れ落ちた涙がページをつたい、机の上はたちまち濡れそぼってゆく。これほど参加サークルさんにご迷惑をおかけしたことは、ありませんでした。

 もちろん、女装レイヤーが悪かったのではないのでしょう。女装コスプレに対して何の物語を思い浮かばないくせに、興味本位で3次元女装に近づいた僕が馬鹿だったのです。


実際には女装イベントには参加したことがないです('A`)。
先方のエントリを読んでいたら某雲雀亭の記事を連想してパロディが思い浮かんでしまいました。