腐女子を「萌え」の対象にする、男の“暴力”に堪えられない！

諸君、私は腐女子萌えが嫌いだ
諸君　私は腐女子萌えが大嫌いだ

下賎な妄想が嫌だ
値踏みの視線が嫌だ
上から目線が嫌だ
勝手な思い込みが嫌だ
性的な言葉で揶揄してくるのが嫌だ
腐女子って〜なんでしょ？と鼻を鳴らしてくるのが嫌だ
何も知らないくせにわかった気になってやがることに腹が立つ

ブログで　ニュースで
テレビで　書籍で
漫画で　ネットで
２ちゃんで　雑誌で
百合で　なりきりで

この現実世界で行われるありとあらゆる腐女子萌えが大嫌いだ

諸君　私は平穏をシャンバラの様な理想郷を望んでいる
諸君　自分ではない他者の煽動に付き従うオタク男性諸君
君達は一体何を望んでいる？

更なる侵略を望むか？
情け容赦のない糞の様な蹂躙を望むか？
レッテル貼りの限りを尽くし下流世代のワープアを飼い殺す経団連の様な暴力を望むか？

『戦争！　戦争！　戦争！』

よろしい　ならば戦争だ

いもむし

小島アジコ『となりの８０１ちゃん　３となりの８０１ちゃん』3巻

ホモネタ減＆アニメネタ増で、801ちゃんマンガから801ちゃんの名を借りたチベくんマンガへと方向性がシフトしていってる模様。これにより一般のオタ（要するに腐でないオタ）にも親しみやすい内容になっていますが、なんでそんな風になっちゃったのか気になるところ......自重したのかな。これまでだって何だかんだで極端に生々しいネタは避けてきてるように思うし。（それこそナマとか。）

私はこの手の腐を消費しようとする作品を読みたいとも思わないので、この作品がどういうものなのかはっきりとは知らないし、
お気に入りのサイトさんなどでレビューされることもなかったので、これまで避けてきたんだけど。
いもむしさんのレビューに混ざっているのを飛ばせずに読んでしまったので一言。

元々どれだけのやおいネタがあったのかは知らないけど、「ホモネタ減＆アニメネタ増」ってことは、
結局この本の読者が求めていたのが腐女子ではなく「ぼくの考えた、かわいくておとなしい、話の合うオタクの女の子」だからなんだと思います。

妄想の中のキャラクターと、現実に生きる人は違うのだよ

そもそも私は「やおい＝ホモorゲイ」と表記する風潮に対して、嫌悪感を覚えます。

やおいはやおいという創作であって、現実の同性愛そのものとは違うもの。
同性愛のかたちに似せたものを扱っていたとしても、書く人や読む人は当事者ではない場合が多いはず。

同性への性的指向を持つ男性を揶揄する言葉である、ホモという言葉。
この言葉を当事者でない人間がネタとして、踏みにじるための道具として使うこと。
それは、侵略ではないでしょうか。

「ホモ」と言う言葉に込められてしまった意味を知りながら、蹂躙していることを気にかけずに踏みつけ続けるという幼稚な残虐性について、私はもっとたくさんの人に考えて欲しいと思っています。

それと同じように、妄想上の「ぼくの考えた、かわいくておとなしい、話の合うオタクの女の子」ならそれはそれで結構だと思う。どうぞ御勝手にお萌え下さい。
そのかわり、頼むからその妄想の産物を腐女子だと定義してくれないでほしい。

本当に気持ち悪い。

女が値踏みの対象とされる“男の暴力”に堪えられない！

けっきょく上で言いたかったのは、

百合作品を見る男の人のこういう視線 - 恋するおとうとはせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐ大好きな先生にナイショでおねだりしちゃうの♥

私が嫌だと感じていたのは百合作品（そもそも読んだ事なかったし）や女性同士の同性愛そのものじゃなくて、百合作品を見る男の人の↓こういう視線がムカツク＆気持ち悪かったみたいです

「>>1萌え」（創作だと分かっているからかもしれないけれど、片想いに悩む人に対して言う言葉じゃない気がする・・・）

「性転換したい」「女になりたい」

前者は（#＾ω＾）ﾋﾟｷﾋﾟｷってきて後者にはｷﾓーｗｗﾍﾚｖ〜─(lll´ж`)─ﾍ√|＿＿＿＿＿＿ !!!!!って感じ。